刺身に対する情熱を形にするんだ!

  長かったお魚釣り&料理シリーズもついに最終章へ突入します。

 最後のメニュー、 お造りを作りたいと思います、、、がこれが一番作るのが大変で、釣った魚の調理は3時間くらいかかったのですが、ほとんどこれ作るのに時間費やしていました。おかげであっという間に煮つけが出来たり唐揚げがいい感じになったりしたのですがね(笑)

 

 3枚おろし姿造りバージョン

  釣った魚は基本刺身にしたいタイプです。新鮮じゃないと出来ませんからね。それと僕が大好きなのもあります。困った事にその執念は年々大きくなっていって5cmくらいの魚でも作った事があります(笑)3枚に下ろしたらもう1口サイズでした。普通こんなに小さな魚は別の料理にするのですが、まさか本当に刺身になるとは思わなかったのでビックリ。骨が無かったのが助けになりました。

 

 という事で今回も刺身への情熱を形にしていきたいと思います。

 今回は5cmのときに比べれば大物ばかりでやりやすかったです。でも思ったよりカサゴは身が取れませんでした。それでも頑張って作るのです。

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  姿造りにしようと思うので頭は切り落としません。中骨を切らないようにして身をそいでいくイメージです。

 次に背側から中骨の所まで徐々に切れ込みを入れていきます。ここが一番キレイに包丁が入っていくので楽しいです。

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  当然これでは身だけにならないので腹側からも中骨の切れ込みを入れます。

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 するとキレイに別れました。でも尾っぽの所だけまだくっついていますね。当たり前だけど残念。

 皮が柔らかければそのまま引きちぎれるのですが、カサゴは皮も頑丈。岩に住んでいるような魚だから体が強いですよね。おかげ様で捌きにくいです(笑)

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  でも大丈夫!尾っぽにも切れ込みを浅く入れればはがれてくれます。

 3枚おろしです。割とキレイに出来た方で嬉しいのですが、あんな大きかった魚からこんな小さな身しか取れないのって衝撃を受けます。大きい魚であればあるほど身が少なかった時の悲しみが深くなります。

 でも食べられるだけよいかと思って気持ちを立て直します。(中には失敗して刺身に出来なくなるものもあるので)

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  お腹の部分には骨が沢山あります。人間で例えるのはあまり妙案ではないけれど肋骨みたいなイメージです。食べる時に邪魔になるのでそぐかまっすぐに切り落とすかします。

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  最後に皮をそいでいって完成!ここまでに2時間半くらいかかった気がします。

 何しろ今回は大漁でしたから!