多肉植物がアートだった件

 以前にも多肉植物にはまりましたよっていう記事は書いたのですが

その熱は未だ下がる事なく、また買ってしまいました。

 

 熊童子(コチレドン属)

f:id:sekaiwohyouryuusurutakaragai:20180806185613j:plain

 多肉植物にはまってから買った本に紹介されていて、最初はこんなのもあるんだねっていう感じでした。

 でもホームセンターで見つけたときに「この前本に載っていたやつがある」って少し感動出来ました。

 でももっと感動したのはその後。見れば見るほど熊の手に見えてくるのです。愛くるしい熊の手。今では1番のお気に入りです(笑)

 

 錯覚って恐ろしいですね。よく無理やりそう思い込む事で段々そのように見えてきて来るっていうのはありますが、今回は無理やり「熊の手」って思いこむ事はしなかったのですが、紹介されていた本に「熊の手みたい」って書いてあったのを見た事もあると思います。最初に与えられた情報が先入観やイメージを形成していくんですね。だから今は葉っぱから生えている毛すらも熊の毛並みに見えてしょうがないのです(笑)

 

 だから情報って扱い方を間違えると恐ろしい物に成り得るんですね。特に少ない情報しかないと勝手な先入観やイメージができやすくなってしまうのですね。そして何が一番困るかっていうと柔軟な思考が出来なくなってしまう事。これによって色々な見方や新しい発想が出来なくなってしまいます。情報が多くなる程理解しづらくなりますが、沢山の情報を扱える人になりたいものですね。

 

 さてさて、毎日見ていると最近熊童子がすごく不思議なアートにしか見えてこないのです。葉っぱが完全に熊の手にしか見えない為に、1本の太い枝から熊の手だけが沢山生えてくるように見えます。

 

 別に熊童子は熊の手に似せた葉を作ろうとしている訳でもないし一部の人間が熊の手みたいだと錯覚しているだけなのですが、手だけが沢山生えてくるって相当ファンタスティックな光景だと思います。

 

 仮に植物の多くがこんなタイプばかりだったら熊童子を見ても特に感動する事もないのでしょうが、多くの植物は何かの手に似ている訳ではないので、これがすごく不思議なアートに見えてくるんだと思います。茎から葉っぱが生えている構造自体は熊童子も普通の植物も同じなのに。まさしく自然が作り出したアートですね!!!