10年ぶりの大玉トマトと房どり

 つ、ついに念願の大玉トマト!

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 1回作れてしまえばなんら難しい事はないはずなのですが、小学生の時に1個も収穫できずに失敗した大玉トマトが10年くらいぶりに収穫出来ました!だからたかが1個でもとても嬉しい訳です。

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 ヘタがついている側から見たトマトです。同じトマトをアングルを変えて見る必要性もないですが、なんせ10年ぶりの再挑戦で初めて成功した大玉トマトなので見とれてしまいます(笑)

 

 なぜ大玉トマトは難しいのか?

 ミニトマトよりも栽培が格段に難しい大玉トマト。大きくなる分収穫できる量も減ってしまいます。

 その原因として考えられるのは大玉トマトはミニトマトよりも虫の被害を受けやすい事です。10年前にも緑色の実までは出来たのですが、赤くなる直前で虫に食べられてしまいました。一方ミニトマトは虫に食べられた形跡というのはほとんど見たことがありません。

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 完熟する直前の大玉トマト。本当は2つ収穫できる予定なのですが、そのうち1個はヤスデやらダンゴムシやらに食いつくされてトンネルが出来ていました。トホホ、、、

 

 大玉トマトの収穫を成功させるためには

 大玉トマトは虫に食べられやすいです。だからその分出来る実の数を増やす事が成功の鍵だと思います。失敗した時は実が2個しか出来なかったので完熟まで行きませんでした。対して現在は既に10個以上実が出来ています。

 出来る実の数を増やすには、

1、株を大きくする

 株を大きくすると咲く花の数も、出来る実の数も増えます。その為には鉢植えよりも地植えの方が良いと思います。畑の大玉トマト株もすごく大きいです。

 地植えは無理!な場所でも出来るだけ大きな鉢を買う事で対策出来ます。更には芽かきをさぼると株の成長が止まって弱る原因にもなるのでこまめにやる事が重要です。

 

2、実の形成を促進する薬剤をつける

 トマトの花は放っておいても花の中で受粉を済ませる(自家受粉)ので実を作ってくれます。ミニトマトはその傾向があります。でも大玉トマトは自家受粉の成功率が低いです。その為に、花にかけると実ができやすくなる薬剤が販売されています。

 

 ミニトマトの房どり!

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 大玉トマトに対してミニトマトはものすごく収穫しやすいですが、房どりをやった事がありませんでした。茎の付け根にある実から熟してくるので、同じ房でも茎側は黄色になっているけど先端は緑色という事が多いです。

 でも今年は房どりをしてみたかったので敢えて全て熟すまで待ちました。最初に熟した実が朽ち果てる事なく全て良い感じになってくれましたが、ヘタはさすがに枯れていますね(笑)

 1個1個取るよりも房ごとまとめて収穫するのも楽しいです!