【閲覧注意】子どもを甘やかしてはいけないのはアゲハチョウも一緒

※アゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫が沢山現れます。苦手な方はご注意ください。 

 

アゲハチョウの卵が沢山産み付けられたので今度は本格的に育ててみようかなという話をしました。今回はそれの事後報告になると思います。

sekaiwohyouryuusurutakaragai.hatenablog.com

 っていうかアゲハチョウの記事書くのって14日ぶりなんですね!

 

 サンショウ(アゲハチョウの食草)の木が枯れてしまったにも関わらず3齢幼虫は生き残っていたので早速育ててみました!

 ということで、、、

 アゲハ蝶の幼虫を育てるポイントを4つにまとめて紹介します!!!

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 POINT1:食草を変えても食べてくれる

 レモンの葉に変更しました。結構途中で食草変更するの受け付けない子がいるのですが、この子は食べてくれました。

 

POINT2:毎日こまめにお世話

 育ち盛りの子は良く食べるのでお掃除も大変です。毎日排泄物と枯れた葉は捨てて、新しい葉を入れてあげます。でも順調に育っていき無事終齢幼虫にまで生育してくれました。ここまでくれば成虫になる率はうんと高まるのですが、蛹になるには倍ぐらい大きくならないといけません。

 

POINT3:甘やかしすぎて若葉ばかり与えると大変な事になる

 若葉ばかり食べさせる訳にはいかないので成長しきった葉っぱを与える事にしました。自然界の幼虫は若葉だけではなく成長しきった葉も食べてくれます。しかし若葉ばかり与えていると、成長しきった葉に見向きもしません。同じ葉なのに、、、と少し甘やかしすぎた感があります(笑)

 きっと若葉の方がおいしいんだと思います。だから幼虫の舌(はないので味覚というべきかもしれませんが)が肥えてしまった可能性はあります。小さいときから成長しきった葉も食べさせないと大変な事になるようです。

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 POINT4:ケースで飼育可能なのは2~3齢から

 写真で載っているサイズになったら成虫まで育てやすくなります。とは言っても100%ではありません。自然界でも同じです。幼虫のサイズが大きければ大きいほど育てやすくなります。でも庭で育っている幼虫これくらいのサイズ(もう少し大きいですが)から鳥に狙われてしまうので安全なケースで育てる事にしています。

 逆にこれよりも小さいサイズだとケースの飼育が難しいです。簡単に言うとエサの上に乗っていながら干からびます。とりあえず自然界に任せた方がよさそうです。 

 

 それで先ほど紹介した終齢幼虫くんですが、無事前蛹段階に入ってくれました!

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 現在は蛹になっていますが、気になる事を確かめている最中なので分かり次第また報告したいと思います!