アゲハチョウを本格的に育てようという話【小さいですがアゲハチョウの幼虫が出てきます】
今朝、1匹のアゲハチョウがレモンの木の周りを飛び回っていました。
花はとっくに終わったのに結構滞在時間が長かったです。(30分くらいいました。)
もしかしたらと思って葉っぱを見てみると、、、
卵が産み付けられていました!
直径1mm位の黄色くて丸いのが卵です。
数えてみたら1つ、2つ、3つ、、、っていうかまだある!結果的に10個あることが分かりました。
しかももう孵化した子たちが2匹もいました!
気付かなかっただけで大分前からアゲハチョウの卵はあったんですね。
取りあえずこんなに沢山いて嬉しかったです!
4~5月の頃にはレモンの木で育ったアゲハチョウの幼虫が蛹になって最終的には2匹が羽化してくれました。(下の貼り付けた記事では1匹目の事を書いています。)
sekaiwohyouryuusurutakaragai.hatenablog.com
じつはあともう2匹終齢幼虫(蛹になる直前の幼虫)まで育っていたのですが、どちらともある日突然消えてしまいました😭
どこかで蛹になってくれていれば良いのですが、まだまだ小さかったので多分鳥に食べられてしまったんだと思います。
その後柚子の木にもアゲハチョウの幼虫が来たのですが、なんと3齢幼虫(もっと育つと終齢幼虫になる)で失踪してしまいました!
これは明らかな鳥の仕業、、、
気温が上がっていくにつれてアゲハチョウが最後まで育ちにくくなってしまいました。
なぜこんなに鳥に食べられてしまうかというと、擬態しているからといって葉の表側、しかもよりによって遠くからでも目立つ場所にいるからです!
一般的な幼虫は鳥に食べられたく無いので葉の裏に隠れて身を隠します。
一方アゲハチョウは1齢~4齢幼虫では鳥の糞に似た格好をする(=鳥の糞に擬態する)事で身を守っています。終齢幼虫は緑になってしまうので、目立って食べられやすくなってしまうのですが、、、
しかし3齢で食べられるというのは擬態してるのに鳥にバレているという事です。鳥だって頭良いんだから(しかも観察力があります)目立つ場所でうろうろ動いてたらさすがに幼虫だ=食べ物だってバレちゃうよ、アゲハチョウ君。ご冥福をお祈りします。
自然で育つ以上仕方無いのですが、かといって幼虫に教えてあげる事も出来ないのでもっとアゲハチョウの羽化(今年はまだ見られていないです、、、)も見たいのでもうちょっと本腰を入れて育てたいと思います!
もう1齢幼虫だけど飼育ケースで育てます。今日の1齢幼虫も葉っぱの淵で直立していて落ちそうだったので保護しました。
ポイントは葉っぱだけを与える事です。沢山あげなきゃって思って茎ごと入れると食べ尽くす前に大半の葉っぱが枯れます。この段階では1枚丸ごとも多すぎる位ですが、少しずつエサを与えていきたいと思います。